三百年来ここ京都伏見に居し柿渋を販売している株式会社西川本店です。
柿渋は長年の経験を活かし本柿渋を厳選、柿の実を搾汁、発酵させた天然のエキス。
丹精込めて出来上がった柿渋京都株式会社西川本店の玉澁(たましぶ)です。

(株)西川本店の玉澁(たましぶ)とは

普通の柿渋の中で特に良質で安定した渋を弊社では玉澁(たましぶ)と言います。
柿渋(かきしぶ)とは8月下旬のまだ未熟な青柿のうちに収穫し、粉砕・圧搾して発酵熟成させたもの。
先人の知恵を生かし受け継がれた昔からの伝統をそのままに、質の良い柿渋を守ってきました。
丹精込めて出来上がった柿渋が弊社玉澁です。

使用用途
塗料として 木材や建材に 木目をいかした内装 外壁や玄関の外装
染料として 柿渋染め 和紙 一貫張り
古くは漆の下塗り 和傘 漁網 金糸 烏帽子等伝統工芸品
清酒や味醂の滓下げ(清澄剤)

柿渋の塗料の活用例

屋内、屋外の木製の塗装に適しています
ベランダ ウッドデッキ 
ガーデニング用品のトレリスやレイズドベッド
テーブル 机 棚 腰板や床
手作りのDIYやキャンプ用品
日曜大工リフォームやリノベーション
古民家再生に適しています

木を傷めず、木本来の美しい木目が出て 温かい風合いとなります
塗り重ねると上品な光沢が出ます
柿渋と塗料のページをご覧下さい

柿渋と塗料のページ

柿渋染めの活用例

柿渋染めは 熱をつかわず常温でおこない 大気で乾燥させて発色させるので自由に布をえらび
デザインし 着色する過程を楽しめます

綿や麻を染めて のれんやタペストリー ハンカチやスカーフ テーブルクロスやバッグに
和紙に染めて光を透すランプシェード 落ち着いたインテリアライト
ラッピングや一貫張り ペーパーバッグなど楽しむ用途は様々です

柿渋染めと染料のページをご覧下さい

柿渋染めと染料のページ

柿渋の効果やメリット

柿渋は古くから防湿や防腐効果によって知られていました
近年は環境にやさしい自然塗料として木材 建材 家具に使われています
また柿渋は透明度が高いため樹木によってちがう固有の美しい木目模様があらわれます
柿渋特有の着色性も大きな魅力となっています

木の温もりを感じる住まい 日常の生活に安心で自然のものを置きたい方に
手作りのDIYやキャンプ用品 日曜大工木が喜ぶものをお探しの方に
木製の家のリノベーション 新たな家の雰囲気を変えたい方に
古民家再生 古い家を大切に 丁寧に塗り直し住みなおしたい方に

西川本店の沿革

玉渋の元祖

西川本店の始祖は四郎右衛門と称し、今去る約四百年前の昔(安土桃山時代)近江の国、現在の京都市伏見桃山の地に居をかまえました。 以来代々 四郎兵衛右衛門と名のって元禄年間に至り豊富な桃山の渋柿を原料として柿渋の製造を始め、当時から既に伏見の酒蔵に出入りして 搾り袋や酒桶などの塗料に用いられました。

 

慶応ニ年、 四郎右衛門の頃から明治へと時代が移りかわるに従って、普通の柿渋の中で特に良質品で年数の経過した古い渋(玉渋)が 白ボケ酒の矯正によい事に着目しまして当時迄の塗物としての柿渋の用途から一歩領域を広めました。 以来「玉渋屋」とも云われ、玉渋の元祖と称される由縁であります。 大正の初め桃山の地が明治天皇御陵(伏見桃山御陵)となるにおよび柿渋の製造設備は南部、南山城地方の工場に移転しました。

 

当時より追々清酒滓下用(せいしゅおりさげ)の玉渋が普及する におよび玉渋の品質を改良し、全国の酒造家にその卓越した品質(嘉)印を広め今日の基礎をつくりました。 ここ三百年、京都伏見において100パ-セント純粋な柿渋の信頼をうけ、本日に至っております。

よくあるご質問

  • 株式会社西川本店の柿渋は2L入りですが、2Lでおよそどれくらいの面積を塗ることができますか?

    柿渋1Lでおよそ6㎡~8㎡(1度塗り)塗ることができますので2Lでは約15㎡ほどとお考え下さい。

  • 柿渋の保管はどうしたらいいですか?

    寒暖差の少ない冷暗所に保存下さい。

  • 柿渋は購入後どれくらい持ちますか?

    半年以上かなり持ちますが開封後はできるだけ早くお使い下さい。
    空気に触れないように小さな容器に入れるとより長持ちします。

  • 初心者でも家屋に塗ることができますか?

    柿渋は昔から人々の生活にあった自然塗料です。
    無害なので安心して使えます。タライや水性刷毛を用意し木片から試し塗りできます。

  • 柿渋の上に媒染料をかけるといいと聞きますが?

    媒染料(ソーダ灰)はにおいをとり 色も少し濃くなりより安定します。
    柿渋は塗った時と時間が経過とともに少し色濃くなります。
    媒染料(ソーダ灰)はその経過後の状態にしてくれるとも言われています。
    柿渋と相性がよい媒染料(ソーダ灰)です。
    西川本店では媒染料と簡単な資料を商品とともに同封致しております。

  • 西川本店の柿渋はどのように保存しているのですか?

    寒暖差の少ない冷暗所で大きなタンクで管理しています。
    管理者が品質を見ながら柿渋を手詰めし目視して出荷しています。
    出荷時の柿渋の状態をよく見ることができていますので、安定した商品をお出しできます。
    同じ柿渋でも今年の温度湿度、蔵の暑さ寒さ タンクの状態を日々観察しています。

新着情報

会社案内

会社名 株式会社 西川本店
代表取締役 西川 嘉彦
所在地 〒612-8008 京都市伏見区桃山町東町10番地
TEL 075-601-1140
FAX 075-602-8417
ホームページ kakishibu.co.jp
アドレス nishikawa@kakishibu.co.jp
営業時間 9:30~18:00
休業日 日祝日 メールには対応致します
交通手段 京阪宇治線「六地蔵駅」徒歩約4分
JR奈良線「六地蔵駅」徒歩約8分
地下鉄東西線「六地蔵駅」徒歩約8分
お車でお越しの方 外環状線六地蔵交差点すぐ
駐車場 弊社前に西川ガレージがあります
周辺施設 桃山六地蔵住宅博 MOMOterrace(モモテラス)
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